黒繻子とバティック・・・
手にした時から、何度となく触れていると、その肌触りや感触になれ親しんでくる。
「手に馴染む」という感覚である。
さらにその感覚に気持ちが入るので、針仕事も順調に進んでいく。
表布、裏布それぞれの布目を正して、はぎ合わせる・・・。
それぞれの布を縫い合わせて芯を入れ、そして綴じ付ける・・・。
細かい作業の連続だが、馴染んだ布が指と針をほどよいリズムに乗せてくれる。
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秋涼感じる風... 眩しくも静かに放たれる月光...
昼夜帯が完成した時、秋が始まろうとしていた。